診療案内

不妊治療はいつから始めたらいいの？自分にはどんな治療が必要なの？
少しでも不安に思うことがありましたら、まずは検査からはじめてみませんか。

ご自身の体の状態を把握し、適切な方法とタイミングで不妊治療をスタートさせましょう。

卵胞の大きさとホルモン値をモニタリングしながら、排卵の時期を特定します。排卵の時期に合わせて、妊娠しやすいタイミングでの性交渉を指導する治療法です。

不妊期間が短く、指導日に性交渉が可能で、不妊症検査で大きな問題がない場合などに適応となります。

タイミング療法を3〜6ヶ月続けても妊娠しない場合は、人工授精などへのステップアップの検討をおすすめします。

排卵の時期に合わせて、細いカテーテルを用いて、洗浄した精液を子宮内に注入し、自然な受精を期待する不妊治療法です。卵胞の大きさとホルモン値をモニタリングしながら、排卵の時期を正確に特定します。

一般的に、人工授精での妊娠率は1周期あたり約5〜10％と言われています。乏精子症（精子の量が少ない）、精子無力症（運動性が低い）、性交渉ができない場合などに適応となります。

卵巣から卵子を体外に取り出し（採卵）精子と受精させ、発育した受精卵を子宮内に戻し（移植）、妊娠の成立を期待する治療法です。
一般不妊治療が無効、両側卵管閉塞、乏精子症、精子無力症、原因不明不妊の場合などに適応となります。

一般不妊治療の妊娠率は1周期あたり10％程度に留まりますが、体外受精では移植1回あたり約30〜40％の妊娠率が期待できます。

当院では、患者様にとってご負担の少ない自然周期・低刺激周期を中心に治療を行っております。

良好な運動精子をひとつ選別し、顕微鏡で観察しながら、細いガラス針で卵子の中に直接注入する授精方法です。
精子の数や運動率が極端に低い場合や、通常の体外受精では受精率が低い場合などに、顕微授精が適応となります。

当院では、より卵子へのダメージの少ない、最新の顕微授精法を採用しております。

当院では、大切な受精卵を育てる（培養する）過程で、タイムラプスインキュベーターという最新の培養器を使用しております。

受精卵へのストレスを最小限に抑えた環境で培養することにより、良好な受精卵の発育と妊娠率の向上を実現します。

良好な受精卵（胚）を3回以上移植しても着床に至らない場合を、反復着床不全といいます。
① 胚の問題（遺伝子異常など）以外に、② 子宮の問題（子宮内膜ポリープや子宮筋腫、子宮内膜の炎症、子宮内膜着床時期のずれなど）や、③ 免疫学的な問題が考えられます。

当院では着床不全に関する最新の検査と治療を行っております。

卵子凍結とは、卵巣から卵子を体外に取り出し（採卵）、未受精のまま凍結することです。
卵子を凍結保存しておくことで、年齢などによる卵子の質や卵巣機能の低下を回避し、将来の妊娠率を上げることが期待されます。

現代の女性のライフプランを考える上で、卵子凍結は大切な選択肢の一つとなります。

Coming soon.

当院で凍結された胚・精子・卵子の保存期限は、凍結日から1年間であり、保存期間の更新は1年ごとです。
保存延長を希望、もしくは希望されない場合でも必ずお手続きが必要となります。

注意事項をご確認のうえ、必ず指定された期間内のお手続きをお願いいたします。

不妊治療にはまだ踏み切れない方や、将来の妊娠に向けたご相談を希望される方に。

当院ではさまざまなニーズに合わせて、女性向けにライト・スタンダード・プレミアムプランの3つをご用意しました。
また、男性向けプランもご用意しておりますので、パートナー様も併せてご受診ください。

どのプランにも、医師によるカウンセリングが含まれております。

「プレコンセプションケア」とは、性や妊娠に関する正しい知識を身に付け健康管理を行うよう促すことをさします。
東京都では、若い世代がプレコンセプションケアに興味・関心を持ち、取り組むきっかけとなるようさまざまな働きかけを行っております。

当院では東京都の取組と連携し、プレコンセプションケアに向けた検査と結果への助言・相談を行っております。
実施した検査等の費用については、男性2万円、女性3万円の助成金を申請することができます。

毎月の月経痛や月経前症候群を我慢されている方、月経不順や月経以外の出血（不正出血）にお困りの方。

月経の異常には、隠れた病気の可能性や、不妊症の原因となる可能性があります。月経のお悩みを解決することで、日々のパフォーマンスを上げましょう。

おりもののにおいの変化・量の変化・かゆみを感じたら、早めにご相談ください。

専門医の診察により、隠れた感染症も早期に発見、治療を開始することが可能です。

東洋医学は体を構成する「気・血・水」のバランスや五臓六腑の働きを重視し、本来もつ自然治癒力や生命力を高めることを目的とします。
独自の「四診法」（望診・聞診・問診・切診）を用いて体質と気質を見分け、オーダーメイドの治療を提供いたします。

気・血・水の巡りを良くすることで、月経痛や月経前症候群など、女性特有の症状を緩和するだけでなく、体質改善により健康で妊娠しやすい体づくりをサポートします。

当院では、避妊用ピル・アフターピル・月経移動のためのピル処方を行っております。

ピルを安全で効果的に内服していただくためには、専門医の診察と指導を受けることが大切です。

子宮筋腫や卵巣のう腫、子宮頸がんは自覚症状がない場合も多くあります。子宮と卵巣のメンテナンスのために、定期的に婦人科検診を受けることが大切です。

超音波検査や子宮頸がん検査は、ほとんど痛みはありません。女性医師が対応いたします。

性交渉により感染する性感染症は、症状がないまま進行することがあり、専門医による適切な診察・検査が大切です。

早期発見、早期治療のために定期的な検査をおすすめしております。