人工授精

卵胞の大きさとホルモン値をモニタリングしながら、排卵の時期を特定します。排卵の時期に合わせて、細いカテーテルを用いて、洗浄した精液を子宮内に注入します。

乏精子症(精子の量が少ない)、精子無力症(運動性が低い)、性交渉ができない場合などに適応となります。

年齢にもよりますが、人工授精を3ヶ月続けても妊娠しない場合は、生殖補助医療へのステップアップの検討をおすすめします。

人工授精の流れ

通院回数:2~4回/周期
成功率:約5~10%程度

  1. 月経開始1~5日目

    超音波検査で卵胞の状態を確認し、必要に応じて排卵誘発剤を処方いたします。

  2. 月経開始10~13日目

    超音波検査やホルモン検査を組み合わせ、正確な排卵日を予測します。予測排卵日に合わせて、人工授精の日程を決定します。

  3. 人工授精当日

    当日採取した精液をご提出いただきます。
    精液は洗浄、遠心分離を行うことで良好な精子のみを濃縮し、カテーテルを用いて子宮内に注入し、自然な受精を待ちます。

    外来での処置は約5分程度で、処置後の安静も必要ありません。

  4. 妊娠判定

    予定日より月経が遅れた場合は、妊娠検査薬を使用し、妊娠の確認をしてください。
    陽性になった場合は、詳しい検査を行いますので、ご来院ください。

料金

保険診療
一般不妊治療
  • 人工授精
    5,460円

※料金は全て税込価格です。

自費診療(自由診療)
一般不妊治療
  • 人工授精
    22,000円

※料金は全て税込価格です。